
スナックで働いていると、お客様から同伴に誘われることがありますよね。
初めて誘われると、どうしたら良いか迷ってしまう女の子も多いはず💦
この記事では、スナックの同伴についてや注意点、お客様との関係性を壊さずに上手に断るための方法などについてまるっとご紹介します✨
これを読めば、いざという時も焦らずに対応できるようになりますよ👍
スナックの同伴の基本
まずは、スナックにおける同伴について基本的なことから見ていきましょう👀
スナックでの同伴とは?
同伴とは、お客様がお店に来店される前にキャストさんと一緒に待ち合わせをして、お店の外で会ってから一緒にお店に出勤するシステムのこと。
キャバクラなど他のナイトワークでも同伴システムはありますが、スナックの場合はもっとアットホームな雰囲気で行われることが多い傾向があります🏠
同伴をすると、お客様は通常より高めの料金を支払う(または別途同伴料が加算される)ことが一般的です。
これはキャストさんの拘束時間に対するお礼のようなものですね😊
同伴を誘われる理由
お客様はお店にいる時間だけでなく、キャストさんと個人的な時間を過ごすことでより親睦を深めたいという気持ちから同伴に誘ってくださることが多いです🤝
また、同伴はキャストさんへ応援の気持ちを表す行動の1つでもあるため、「お店での成績に貢献させてあげたい」と思って誘ってくださるお客様もいたりするんですよ!
お店側としても同伴は確実な来店につながるため、売上アップに貢献するとして推奨しているお店もあります。
ただ、スナックの場合は個人の裁量が大きいお店も多いので、お店の方針やママさんの考えによって様々です。
同伴のメリットとデメリット
同伴には、働く私たちにとって嬉しいメリットもあれば、ちょっと気をつけたいデメリットもあります🤔
《メリット》
- 収入アップにつながる可能性がある
同伴手当が出るお店が多いのと、同伴で来店されたお客様は長く滞在したり、たくさん飲んでくださったりする傾向があります。
- お客様との関係を深められる
お客様とじっくり話すことで信頼関係を築きやすくなります💖
- お店からの評価が上がるかも
同伴ができるキャストさんは、お店にとって売上に貢献してくれる存在として評価されることがあります👍
《デメリット》
- プライベートな時間が削られる
お仕事とはいえ出勤前に時間を取られるので、自分のプライベートな予定が組みにくくなることがあります。
- 気が乗らないこともある
必ずしもすべてのお客様との同伴が楽しいとは限りません。「このお客様との同伴はちょっと緊張する…」「話が合わないかも…」と感じることもあるでしょう。
- 安全性に注意が必要
残念ながら、ごく稀に悪質な目的で同伴に誘うお客様もいるかもしれません。人通りの少ない場所を選んだり、お酒を強要されたりしないかなど、常に警戒心を持つことが大切です⚠️
これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、お客様との関係性や自分の気持ちを考慮しながら同伴に行くか判断しましょう😊
スナックでの同伴は何をするの?
実際に同伴をすることになったら、どんなことをするのか気になりますよね🤔
お客様の年齢や趣味などによっても変わってきますが、一般的な過ごし方についてご紹介します!
食事
スナックの同伴先で最も一般的なのが食事です!
居酒屋やレストランなど、お店はお客様やあなたの好みに合わせて選ぶことが多いです🍴
美味しいものを一緒に食べながら、趣味やプライベートの話で盛り上がったり、お客様の普段のお仕事の話を聞いたりなどして過ごします。
1時間半~2時間程度で自然な区切りがつけられるのも魅力です✨
カフェでお茶
食事ほど時間は取れないけど少しだけ一緒に過ごしたいという時や、お酒が飲めないキャストさんの場合などに選ばれるのが、カフェでお茶☕
カフェなら周りにも人がいるのと、比較的短い時間で済ませやすいので気軽に同伴したい時にも⭕
ショッピング
あまり頻繁にはないかもしれませんが、お客様と一緒に買い物に行くというケースもゼロではありません🛒🛍️
お客様があなたに何かプレゼントしたいと思って誘ってくださる場合や、たまたまお客様が行きたいお店があって「付き合ってくれる?」となる場合など。
ただ、後々のトラブルの原因になる恐れがあるため、高価なものを買ってもらうのはNGです🙅♀️
バーで飲む
スナックに出勤する前に、軽く他のバーでお酒を飲むというパターンもあります🍸
お客様もいつもとは違う場所で、リラックスしてあなたとお話ししたいと思っているかも。
ただし、あくまでもお仕事前の同伴なので、飲み過ぎは厳禁です⚠️
スナックの同伴をうまく断るコツ
同伴に誘われたけれど、「プライベートの予定があるから難しい…」「あまり気が乗らない…」という時もありますよね😥
でも、お客様との関係性を悪くしたくないし、お店にも迷惑をかけたくない…
そんな時に使える、同伴を上手に断るためのコツをご紹介します💡
断り方の種類と例
断り方にはいくつか種類があるので、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです!
-
正直に伝える
- 例:「すみません、今日は友達と先に約束があるので、また今度ぜひご一緒させてください!」
※あまり詳細に伝えすぎると嘘がバレた時に困るので、差し支えない範囲にしましょう🤫
- 例:「すみません、今日は友達と先に約束があるので、また今度ぜひご一緒させてください!」
-
体調や用事を理由にする
- 例:「ごめんなさい、最近ちょっと体調が優れなくて…」
- 例:「今日は出勤前にどうしても済ませたい用事があって…」
※これもあまり大げさな嘘はつかない方が無難です!
-
お店のルールを理由にする
- 例:「お店のルールで同伴はママの許可が必要なんだけど、確認できてなくて…」
※これはお店の方針にもよるので、使えるお店とそうでないお店があります!
- 例:「お店のルールで同伴はママの許可が必要なんだけど、確認できてなくて…」
-
代替案を提案する
- 例:「ごめんなさい、今日は同伴は難しいんだけど、もしよかったらお店に〇時くらいに来てもらえないかな?」
- 例:「今日は難しいのですが、来週でしたらお時間作れるかもしれません!」
※これは、同伴自体は嫌ではないけれど今回だけ都合が悪いという場合に有効です⭐
どんな断り方をするにしても、誘っていただいたことへの感謝を伝えることと、また次に会えるのを楽しみにしているという気持ちを添えることが大切です💖
言葉遣いや表現に気をつける
断る時の言葉遣い1つでも、お客様が受ける印象は大きく変わります。
ポイントは以下のとおりです⬇️
- 感謝の言葉から始める
誘ってくれたことへの喜びと感謝は必ず伝えましょう✨
- クッション言葉を使う
「大変申し訳ないのですが」「せっかくお誘いいただいたのに恐縮なのですが」などのクッション言葉を使うと、柔らかい印象になります🍀
- 断る理由を簡潔に伝える
「〇〇という理由で、今回は難しくて…」というように、簡潔に伝えた方が誠実さが伝わります。
- 代替案や次の機会に言及する
「もしよければ今度お店でゆっくりお話ししましょう!」「またぜひ誘っていただけたら嬉しいです!」など、次につながる言葉を添えるとお客様も納得しやすくなります。
冷たい態度や、明らかに面倒くさそうな態度はNG!
「この子はもう同伴誘わないでおこう」と思われてしまう恐れがあります😖⚡
お客様の気持ちに寄り添いながら、丁寧にお断りしましょう🤝
代替案を提案する方法
同伴そのものが嫌なわけではなく、ただ今回都合が悪いだけという場合は、積極的に代替案を提案してみましょう!
提案の仕方は以下のとおりです⬇️
- お店に直接誘う
同伴は難しくても、お店で会えるのは嬉しい!という気持ちを伝えましょう。「今日は同伴は難しいのですが、もしよかったら〇時に直接お店に来てもらえませんか?待ってます💖」のように具体的に時間を伝えるのも⭕
- 別日を提案する
「今日は難しくて…。もしよかったら来週の〇曜日だったら大丈夫なんですが、どうですか?」と、具体的な日程を提案すると⭕
代替案を提案することで、「同伴は断られたけど、嫌われたわけじゃないんだ」「また別の形で会えるんだな」とお客様に安心感を与えることができます。
結果として、お客様と良好な関係を保つことができますよ🤝✨
同伴を断った後の関係性
同伴を断ったあと、お客様との関係性がギクシャクしないか心配…という女の子もいるかもしれませんね😥
でも、安心してください!上手に断ることができれば、ほとんどの場合お客様との関係性が悪くなることはありません。
むしろ、あなたの誠実さが伝わってより信頼してもらえることだってあるんです🌈
相手との関係を保つための工夫
同伴を断った後も、お客様との良好な関係を維持するために、いくつかできることがあります⬇️
- 次回来店時にいつも以上に感謝を伝える
「この前は同伴難しくてすみませんでした。でも、今日会いに来てくれてすごく嬉しいです!ありがとうございます💖」などと、直接感謝の気持ちを伝えましょう!
- 同伴を断った理由に軽く触れる
断る際に具体的な理由を伝えていた場合、次にお客様に会ったときに「この前お話していた〇〇(用事など)、無事に終わりました!」などと軽く触れると、お客様は「あの時の理由は本当だったんだ」と思い安心します。(ただし、嘘の理由だった場合は触れない方が賢明です🤫)
- 次回の来店を楽しみにしていることを伝える
お客様が帰る際に「またぜひ来てくださいね😊」と、次回の来店を心待ちにしている気持ちを伝えましょう!
大事なのは、同伴はできなかったけどお客様のことは大切に思っているという気持ちを行動や言葉で伝えることです💕
誤解を避けるためのコミュニケーション
同伴を断る際に、お客様に「もしかして自分は嫌われているのかな…」と誤解させてしまうのは避けたいですよね。
誤解を防ぐために気をつけたいポイントはこちら💡
- 曖昧な表現を避ける
「うーん、どうしようかな…」「もしかしたら行けるかも」のように曖昧な返事をすると、お客様は期待してしまいます💦行けない場合はハッキリと伝えましょう。
- 「あなただから断るわけではない」というニュアンスを含める
「〇〇様との同伴嬉しいのですが、今日はどうしても都合が悪くて…」のように、同伴自体は魅力的だけど、状況的に難しいというニュアンスを伝えられると良いです⭕
- 断る理由を正直に話す
正直な理由を伝えた方がお客様も納得しやすいです😌
ポイントとしては、お客様へのリスペクトを忘れないことと、あなたの誠実な気持ちを伝えることです😊🌈
次回の誘いをどうするか考える
一度同伴を断った後、また同じお客様から同伴に誘われることがあるかもしれません。
その時にどう対応するかを事前に考えておくと、焦らずに済みますよ💡
《次回なら可能な場合》
もし、今回は難しいけど次回なら大丈夫そうだというお客様であれば、断る際に「またぜひ誘ってください」と伝えましょう!実際に誘われたら、「ぜひ!前回はご一緒できなくて残念でしたが、今度は楽しみにしています💖」と快く受けましょう。
《これからも同伴は難しい場合》
丁寧な言葉遣いで理由を伝えましょう。ただし毎回同じ理由だと不自然なので、少し表現を変えたり、今回は難しいというより、しばらくは難しいというニュアンスで伝えても良いかもしれません。その代わり、お店での時間を大切にすることを強調しましょう🍀
同伴を受けるか断るかはあなたの自由なので、同伴するのが嫌だったり不安だったりする場合は、無理に受ける必要はありません😊
もしお客様があまりにもしつこく誘ってきたり、断ることで態度が急変するような場合は、すぐにママさんやお店のスタッフに相談してくださいね!
👇面倒なお客様への対処法はこちら👇
スナックにおける同伴のマナー
スナックで働く上で、お客様と良好な関係を築くことはとても大切ですよね。
同伴にもマナーがあるのでご紹介します⬇️
同伴をするときのマナー
- 時間に遅れない
待ち合わせの時間には必ず間に合うようにしましょう!もし遅れそうな場合は、必ず早めに連絡を入れて謝罪しましょう⏰
- 話し方や振る舞いに気をつける
お店の中にいる時よりはリラックスできますが、お仕事の時間であることを忘れずに!丁寧な言葉遣いと、明るく楽しい会話を心がけて。お店や他のお客様の悪口、過度なプライベートな話、愚痴などは控えましょう🙅♀️
- 食べ方・飲み方に注意
食事をする際は、綺麗に食べることを意識しましょう。お酒を飲む場合も飲みすぎは厳禁!この後にまだお仕事がありますし、泥酔してしまうとお客様にもお店にも迷惑をかけてしまいます⚠️ 自分の適量を知り、ペース配分を考えましょう。
同伴を断る際のマナー
同伴を断る時にも、いくつかマナーがあります。
- 早めに返事をする
同伴の誘いに対しては、できるだけ早く返事をしましょう!ギリギリになって断られるより、早めに分かった方がお客様も予定を立てやすいです⭕
- 丁寧な言葉遣いで
必ず丁寧な言葉遣いを心がけましょう。LINEなどでスタンプだけで済ませたり、「無理です」だけのように一言で終わらせるのは失礼にあたります🙅♀️
- 他の人には聞かれない場所で
お客様の面子を潰さないためにも、他のキャストさんやお客様がいる前で同伴の誘いを断るのは避けましょう。
- 感謝の気持ちを伝えるのを忘れない
誘ってくれたことへの感謝は必ず伝えましょう!その一言があるだけで、お客様の気持ちは大きく変わります💖
同伴を強要されないために
スナックで安心して働くために、同伴を強要されないための心構えを持っておくことも大切です⬇️
- 無理な要求は断る
お客様との関係を悪くしたくないという気持ちから、つい無理をしてしまいそうになることもあるかもしれません。しかし、あなたの安全や精神的な負担を考えて、無理だと思ったことにはきちんと断る勇気を持ちましょう。
- お店のルールや方針を理解しておく
お店の同伴に関するルールや方針を事前に確認しておきましょう!「お店のルールで…」というのは、お客様も納得しやすい理由の一つになります。
- ボーダーラインを決める
お客様との間にボーダーラインを持つことも大切です。どこまでならOKで、どこから先はNGなのかを自分の中で明確にしておきましょう!そして、その境界線を越えられそうになったら、きっぱりと丁寧に意思表示することが重要です。
働く上で嫌な思いをしないためにも、これらのことはぜひ覚えておいてくださいね🎀
まとめ
いかがでしたか??
今回は、スナックで同伴に誘われた際の注意点や上手な断り方などについてご紹介しました⭐
スナックでの同伴は、お客様との関係を深めたり収入アップにつながったりするメリットがある一方で、プライベートな時間が削られたり、断りにくい場面があったりと、難しさを感じることもあるかもしれません。
同伴に誘われた時は感謝の気持ちを伝えつつ、断りたい場合は今回ご紹介したテクニックをぜひ活用してみてくださいね💡
同伴を断ったからといって、すべてのお客様との関係が悪くなるわけではありません。
もしお客様からの同伴の誘いがしつこかったり困ったことがあったりした場合は、一人で抱え込まずにママさんやお店のスタッフに相談しましょう😊