キャバクラの指名制度について！【本指名と場内指名の違いって？】

「指名制度とは？」

指名制度とは、お店の気になったキャストを選んで接客をしてもらうことができる制度のことを言います。
指名する場合は、通常のセット料金に加えて指名料金がかかります。
指名には「本指名」と「場内指名」の2種類があります。
指名をしたお客さんは「指名客」と呼ばれ、指名をしなかったお客さんは「フリー客」と呼ばれます。
指名客には指名されたキャストがつきっきりで接客を担当して、フリー客に対しては基本的に3人のキャストが交代で接客を担当します。
次のブロックでは、「本指名」と「場内指名」の説明をそれぞれしていきます。

「本指名とは？」

本指名は、お客さんが入店の段階で気になっていたキャストを指名してしまうことを言います。
指名されたキャストは、原則としてお客さんが退店するまで同じ席で接客をすることになります。
ただ、途中で他のお客さんからも指名されてしまった場合、ヘルプとして違うキャストが接客として席につくこともあります。

「場内指名とは？」

場内指名とは、お客さんがフリー客として来店した後、交代で接客してくれるキャストの中に気になる子が見つかったタイミングで指名することを言います。
場内指名で指名したキャストも、お客さんが退店するまではつきっきりでの接客になります。
初めて来店したお客さんで、キャストが一人ひとりどんな子なのかわからなくても、何人かと話してみてから指名を決めることができるので、指名してから「この子とはあんまり合わないかも…」といったミスマッチが起こりづらいです。

「キャバ嬢が指名を取るメリット」

一見、指名制度は「好きなキャストさんと話せる」ということでお客さんにしかメリットがないように思えます。
しかし、キャスト側にも指名を取ることによるメリットがあります。
それは「お給料への還元がある」ところです。
お客さんに本指名されると、キャストにはバックと呼ばれるインセンティブが発生します。
なので、キャバ嬢はLINEなどで営業メールを送りお客さんの来店を促すなどして、お客さんに指名してもらえるよう頑張るのです。

「指名してもらうには？」

お客さんから指名をもらうためには、まずは新規のお客さんから場内指名をもらえように頑張りましょう。
"新規のお客さんから場内指名をもらう→2回目の来店時に本指名をもらう"
この流れが鉄板ではないでしょうか。
場内指名をもらうコツとしては

1.店長やボーイさんに推してもらう
2.どんなお客さんでも楽しませられる会話術を身につける

以上の２点があります。

キャバクラの指名制度について！【本指名と場内指名の違いって？】

1.店長やボーイさんに推してもらう

場内指名をもらうには、まずフリー客に接客でつく必要があります。
フリーのお客さんにつくキャストを決めるのはお店のスタッフなので、まずはお店のスタッフからの信頼を勝ち取り優先的にフリー客につけてもらえるようにしましょう。
日頃からお仕事に対する意欲を見せ、やる気がある子だと印象づけることが大事です。

2.どんなお客さんでも楽しませられる会話術を身につける

お店のスタッフからの信頼を得て、優先的にフリー客につけてもらえるようになったら、あとはお客さんに気に入ってもらうだけ、そこで大事になってくるのが会話術です。
どんなお客さんについても楽しませることができれば、場内指名は近いです。
ここで気をつけてほしいのが、最初から場内指名を取りにガツガツ行くことです。
場外指名はあくまでもお客さんとの信頼関係がある程度できてからの話です。
頭の中を場外指名でいっぱいにするのではなく、まずはお客さんとの会話を心から楽しむようにしましょう。
会話も弾んである程度仲良くなってきたタイミングで、場外指名という制度があることを軽くアピールしてみましょう。